金華火腿(中華ハム)の食べ方、吃乎厦门
浙江の金華火腿はスペインのイベリアハム、イタリアのパルマハムと共に世界三大ハムに名を連ねている。
一般的に金華火腿は、火爪、火踵、上方、中方、滴油に分かれ、異なった部分は異なったやり方で調理する。
火爪:骨が大部分を占め、筋と皮が多い。スープをとるのに使う。
火踵:塩分と油分が少なく、濃厚な味だ。スープ料理にいい。
上方:一番いい部分。肉質が細やかで塩味が比較的薄い。そのまま料理の素材となる。
中方:骨と肉の両方があり、美味しい。サイコロ状に切り分けて、小規模な料理に使う。
滴油:塩分と油分が多く、タケノコや豆腐と煮込む。
(上方)
火腿の一番いい部分で肉質も細やか、塩分も適度。それだけで料理になる。上海、江蘇、浙江の伝統料理「蜜汁火方」は、上方を使う。上方を湯で煮た後、じっくり蒸して、粘っこい蜂蜜のスープをかける。
甘さと塩辛さが溶け合って、美味しい。
(中方)
上方に次ぐ部分。骨の部分が多いので、薄切りや千切りにして他の食材と一緒に炒めたり、蒸したり、煮込んだりする。ナマコやスズキのように味の薄いものと組み合わせる。スズキと火腿の蒸し物。
(火踵)
塩と油はそんなに多くない。スープ料理がいい。火腿とアヒルのスープ
(火爪)
火腿の中で塩分と油分が最も少ない。大部分が骨と皮なのでスープを取るのに使う。火爪と新鮮な豚足を煮込んだ金銀蹄はとても美味しい。
(油滴)
塩分と油分が集中しており、タケノコや豆腐と一緒に調理する。油滴とタケノコの炒め物