2019年12月のブログ記事
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梅のジャム 酷暑の時期に熟した梅の実を採取し、ついて潰す。水は使わず、塩も入れずに、七日間日光にさらす。さねと皮を取り去り、紫蘇を加えて、再び七日間日光にさらして貯蔵する。使用する際に塩もしくは砂糖を用いてもいい。暑い時期に日光にさらしても、梅は変質しない。 (塩辛い)梅のジャム 五百グラムの... 続きをみる
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試しに作ってみられたら、どうでしょう? 金受申 「最もおいしいのはフナだ」と言われる。骨が多くて肉が細かなのがいい。フナは南方にも北方にもいる。鱗の黒白が異なるのと、北方では大きなフナが少ない。フナの高級品は「六合竜池フナ」、略して「竜フナ」と呼ばれ、一尾が一キロか二キロで天下第一の美味だ。調... 続きをみる
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セリホンの炒め物 セリホンかカラシナの漬物にダイズもやしを加えて、羊肉ミートソースで炒めた料理は、とてもご飯が進む。 「雷震カラシナ」の煮込み 北京の伝統ある家庭では、春に必ずみそを作り、秋に必ず漬物を作る。金銭節約のためではなく、おいしいものが食べたいからだ。カラシナやセリホンを漬け、白菜を... 続きをみる
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酔棗 冬に食べるもので、酒のつまみにもよく、酔い醒しにもよく、新年の祝いに食べてもいいのが「酔棗」だ。幼い頃、伯母の家の中庭にナツメの木が数本生えていて、毎年酔棗を作っていた。筆者が新年の祝いに行くと、必ず一皿ご馳走してくれた。伯母が亡くなってから十六年経っており、久しく味わっていない。まず、八... 続きをみる
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臘八(旧暦十二月八日)に、様々なものを入れた臘八の粥を食べる習慣が中国にあります。 レシピ1.材料:もち米百五十グラム、リョクトウ二十五グラム、アズキ二十五グラム、カシューナッツ二十五グラム、ピーナッツ二十五グラム、リュウガン二十五グラム、ナツメ二十五グラム、チンピ(干したミカンの皮)一切れ 調... 続きをみる
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白湯 朝起きた時、まず白湯を一杯飲むのはとてもいい。夜寝ている間に「火」の気が人体の上部にたまり、横隔膜が固まってしまう。白湯を飲んで横隔膜を広げると、気分が爽やかになる。塩や砂糖を少し入れておくのもいい。薬を飲む時も、まず白湯を一口か二口飲んでおくといい。 福建ミカンのスープ 福建ミカンを固... 続きをみる
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中国清時代の食養生の古典「食憲鴻秘」を紹介したいと思います。現代日本にそぐわない部分もありますが、今でも十分に通用する部分もあります。