多田敏宏:中国の食と病と文学のブログ

中国の食と病について文学の点から見てみたいです。

桑の実の酒

中国の百度百科に掲載されていました。

 桑の実の酒は広東省東南部に古くから伝わる果実酒で、果実酒の高級品であり、栄養補給や健康に効果がある。アントシアニジン、レスベラトロール、アミノ酸、ビタミンなどを豊富に含有し、女性の手足の冷えを改善するだけではなく、血を補って体を強くし、肝臓と腎臓によく、目にも効果がある。
 効能:1、桑の実の酒に含まれる脂肪酸は脂肪を分解して血中脂肪を減らし、動脈硬化を防いで血管を丈夫にする。
 2、桑の実の酒に含まれる烏髪素は、頭髪を黒くつややかにする。
 3、頭皮を含んだ皮膚への血液供給を改善し、肌を白くして髪を黒くし、老化の進行を緩める。
 4、ふだん桑の実の酒を飲んでいると目がよくなる。眼精疲労やドライアイの症状を緩和する。
 5、貧血もしくは関節炎、リューマチや神経痛に対する補助治療となる。
 6、便秘の治療に使われ、利尿作用もある。
作り方:材料は桑の実と蒸留酒、氷砂糖。
  1、きちんと洗った後水分を切った桑の実を、きれいに洗った後陰干しにしておいたガラス瓶に入れる。
  2、氷砂糖をそこに入れ、桑の実が没するまで蒸留酒を注ぎ込む。密封して風通しのいい日陰に置いておく。
  3、三か月たったら、濾過して飲む。
注意事項:桑の実と蒸留酒は1対1、桑の実と氷砂糖は10対1の割合が基本だが、好みに応じて増減してもいい。

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