多田敏宏:中国の食と病と文学のブログ

中国の食と病について文学の点から見てみたいです。

食憲鴻秘、モツ料理

腎臓の炒め物

 腎臓を切り分け、包丁で切れ目を入れる。それを薄味の料理用酒に少し浸してから、沸騰している湯をくぐらせ、取り出してから油で炒める。刻みネギ、サンショウの粉、ショウガの粉、醤油、料理用酒、酢少量を加え、炒める。さらに、ニラの芽、糸状に切ったタケノコ、キンサイを入れれば、とても美味しくなる。 腎臓をじっくり煮たあと、酒醸で糟漬けにしても美味しい。

羊の胃の炒め物

 羊の胃をきれいに処理して細かく切り分ける。鍋で湯を沸かし、別の鍋で油を加熱する。

 切り分けた羊の胃を湯にさっとくぐらせてから、布で包んで水を切る。それをすぐに油のほうの鍋に入れて、炒める。頃合いを見計らって、刻みネギ、サンショウの粉、ショウガの粉を加え、さらに炒める。とても香ばしくて、美味しい。炒める時間が長くなりすぎると、硬くなり、噛みにくくなる。

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