多田敏宏:中国の食と病と文学のブログ

中国の食と病について文学の点から見てみたいです。

自らの死に方について考える


最近、「延命」治療で何年間も苦しみながら無理やり生かされている人が増えており、人の死に方はどうあるべきかについて色々な議論がなされています。魯迅という中国の作家は五十代で死んでいますが、ずっと家にいて奥さんが看護していました。相当苦しんだようですが、死の直前まで自分でトイレに行き、看護する奥さんの手をそっと握ったり、今の人に比べれば人間的な死に方をしていたようです。「故きを温ねて新しきを知る」と言いますので、皆さんのご議論の参考にしていただければ幸いです。

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