多田敏宏:中国の食と病と文学のブログ

中国の食と病について文学の点から見てみたいです。

北京の伝統食、面茶(中国のサイト)

 北京の「面茶」という軽食は、おいしくて簡単に作れる。朝食としてとれば、一定の熱量を持っているので、一碗で一日中元気だ。
 かつての北京っ子は面茶を飲むとき工夫を凝らした。碗を持っても箸もしゃもじも使わず、碗のふちをぐるぐる回して口の中に吸い込んだ。これは伝統的なやり方で、北京特有の文化だろう。
 北京では、大人も子供も、立場のある人もない人も、面茶が好きだ。
 面茶は作るのは簡単だが、栄養価が低いわけではない。脂肪も炭水化物もビタミンも繊維も含んでいる。おいしくて香り豊かだ。
作り方:主材料;アワ60グラム、ごまペースト40グラム、ごま油10グラム、ごま塩10グラム。あと適量の水。
 手順1 面茶の材料をすべてそろえ、ごま油を用いてごまペーストを薄くしておく。

手順2 アワの粉を水で均等にこねる。

手順3 鍋に水を入れ、火をつける。

手順4 水でこねたアワを入れる。

手順5 火を強くして、しゃもじで撹拌し続ける。

手順6 火を弱くして、じっくり煮込む。

手順7 濃くて粘っこくなったら、火を消す。

手順8 それを碗に盛る。

手順9 薄くしたごまペーストをかけ、さらにごま塩をふりかける。これで食べられる。

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