冬に食べるといい料理(各地美食)
冬は寒く、陰が盛んとなり陽が衰える。そのため人体の生理機能が落ちるので、栄養を取らねばならない。「冬に栄養をつけて春にトラを退治する」という言葉もある。暖かさを保つことはとても重要だが、合理的な食事も大事だ。
1.卵とミンチの蒸し物
材料:ヒレ肉、シイタケ、鶏卵
作り方:1.ヒレ肉を洗ってミンチに切り刻み、碗に入れる。シイタケ二個も切り刻んでミンチに入れ、刻んだネギも加える。
2.鶏卵を割って碗に入れる。卵白はミンチに混ぜ、それに薄口醤油、オイスターソース、コショウの粉を加えて均等に混ぜる。粘つかないように、あらかじめ皿にハケで油を塗っておく。ミンチを肉団子の形にしたあと、卵黄を上にのせる。
3.蒸し鍋に水を入れ、その水が沸騰したら、十五分間蒸す。
4.蒸し終わったら、刻みネギを振りかける。
豚肉と白菜と春雨の煮込み
東北地方の料理なので、寒い時には最適だ。
材料:バラ肉、春雨、白菜
作り方:1.春雨を事前に水につけて戻し、白菜を切り分け、バラ肉を小さく切っておく。
2.切ったバラ肉を一分間湯がく。
3.鍋に油を少し入れて氷砂糖を炒める。氷砂糖が全部溶けたら、バラ肉を入れてさっと炒める。
4.3の鍋に、たまり醤油二十ミリリットル、薄口醤油十ミリリットル、料理用酒十ミリリットルを入れ、適量の塩を加え、湯を加えてじっくり煮込む。ネギとショウガ、八角ウイキョウ、ニクケイ、コウヨウ、サンショウ数粒を入れて蓋をし、三十分煮込む。
5.三十分煮込んだら、春雨と白菜を入れる。三分か五分煮込んだら出来上がり。
6.春雨と白菜が肉の香りと味を吸い込んで美味しくなる。春雨は水を吸うので、スープが少ないと思ったら、湯を加えてもう一度煮込む。