中国雲南省の特産であるプーアル茶にバラの花びらを加えて作ります。

　漢方医学によれば、バラの花は甘の中にわずかな苦があり、温の性で、鬱を解いて血を活性化する。気持ちを落ち着かせ、慰める。

　プーアル茶は、味は苦で、油を取り去り腸の働きをよくし、ダイエットに効く。

作り方：1.プーアル茶の葉を杯に入れ、熱湯を注ぐ。

　2.注いだ湯を捨てる。一回目に淹れたものは飲まない。

　3.バラの花とプーアル茶の葉を容器に入れる。

　4.熱湯を注ぐ。香りが漂い始めたら、蓋をしっかり閉め、十分間待つ。

　5.湯の温度が六十度に下がったら、蜂蜜を入れ、均等にかき混ぜて、飲む。

効能：1.肝の通りをよくして、鬱を解き、胃を温めて寒を散らす。美容にもいい。

　2.香りがいいだけではなく、塞いだ気持ちや緊張感を治す。

　3.プーアル茶とバラの花を一緒にするとダイエット効果が大きい。食後に一杯飲めば、新陳代謝を活性化し、脂肪の分解を促す。

　4.バラの花は、今にも開こうとしている形のいい、乾燥したものを選ぶ。

　5.バラの花は血を活性化するので、妊婦や生理の血の量が多い人には向いていない。

　6.熟成の進んだプーアル茶を使う。