多田敏宏:中国の食と病と文学のブログ

中国の食と病について文学の点から見てみたいです。

北京の伝統菓子、嬭卷の作り方、美食傑

材料:全脂牛乳一リットル、米酒三百ミリリットル、白砂糖適量、アズキ餡適量、きれいなガーゼ二枚、ストレーナー一個、大きな容器一個

作り方:1.牛乳を鍋に入れ、白砂糖を加えて十分間煮る。

 2.火を消してから、熱いうちに米酒を入れる。

 3.牛乳が綿状に固まり始める。

 4.ストレーナーを大きな容器の上に設置し、二枚のきれいなガーゼをその上に置く。

 5.綿状の牛乳をガーゼの上に置く。液体がガーゼを倒して下の容器に滴り落ちる。

 6.一時間か二時間待つ。牛乳の水分はだいたいしみ出し、チーズのような固まりになっている。したたり落ちた液体は乳清であり、乳清粉が作れる。そのまま飲んでもいい。

7.まな板の上に食品用ラップフィルムを敷き、固まった牛乳を置く。

 8.固まった牛乳を何度も揉むと、細やかな質になる。

 9.固まった牛乳を長方形に敷き、ラップフィルムを使って押し、形を整える。

10.アズキ餡を固まった牛乳にのせ、軽く押して形を整える。

 11.ラップフィルムを用いて、きちんとした形にする。柔らかいので、切るときはゆっくり、慎重に。

注意:1.必ず全脂牛乳を使うこと。脂肪分が多いのがいい。

 2.牛乳と米酒の割合は、4:1か3:1。酒が少なすぎるとなかなか固まらないし、多すぎると酒の味が出過ぎる。

 3.アズキ餡は、皮を取ったものが細やかで美味しい。

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