多田敏宏:中国の食と病と文学のブログ

中国の食と病について文学の点から見てみたいです。

北京民衆の伝統正月料理、鶏肉の煮こごり、美食天下

年内に準備をして、初春の来客時に皿に盛って出す。年末年始には油っこいものを多く食べるので、冷たい煮こごりをいくらか食べると口がさわやかになる。
材料:小さなオンドリ一羽、料理用酒適量、酢適量、たまり醤油適量、塩適量、ネギ適量、ショウガ適量、サンショウ適量、ハッカク適量、コウヨウ適量、ケイヒ適量、化学調味料適量、コウサイ適量
作り方:1.オンドリをきれいに洗う。

2.鶏肉を小さな塊に切り分ける。

3.ネギを短く切り、ショウガを薄く切る。

4.サンショウ、ハッカク、ケイヒ、コウヨウをガーゼで包んで置いておく。

5.鍋で湯を沸かし、鶏肉を入れる。

6.湯を多めに入れて、じっくり煮込む。

7.ネギとショウガ、調味料を包んだガーゼを鍋に入れる。

8.煮えたら、弱火にしてじっくり煮込む。中ににかわ質ができてくると、スープ全体が凝固する。

9.一時間近く煮込むとスープがほとんどなくなるので、たまり醤油を注ぎ込む。

10.普段の料理よりも塩辛く煮こごるようにする。そうしないと食べてもいい味がしない。それゆえ塩を加える。

11.浮いた雑物を取り去る。

12.化学調味料を入れる。

13.刻んだネギとコウサイを入れる。

14.少しかき混ぜてから、日の当たらない涼しい場所に置いてさます。次の日になったら食べられる。

15.琥珀色にキラキラ輝き、とても美味しい。

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